2006年 07月 31日
FACTAonlineのフリーコンテンツにこういう記事がありました。 ■進学塾「トーマス」が躓いた映像配信 http://facta.co.jp/mgz/archives/20060627000190.shtml 問題のサービスは、インターネットに乗せて1対多拠点向けに塾授業の映像を配信するというもの。授業風景を録画したVTRを見せる「テレビ授業」の例ならよくあるが、ネットに乗せたところが新しい。トーマスでは人気講師の授業を首都圏に点在する54カ所の塾に光ファイバーを通じて配信している。ということなんだけど,これをビジネスモデル特許申請しているそうです。 どういうビジネスモデルなのかが気になります。IPマルチキャストで映像配信するのならばすでに実例はいくらでもあるし,専用セットトップボックスを使うのも先行事例があるわけです。 IPv6を使っただけなら珍しくもないだろうし,どこに新規性があるのかに「SE]としては気になります。 もうひとつ。こういうパクリはM$の得意技とおもってたんですが,どこでもやってるんですね。ほんでもって, NTT東との間で業務契約を結んだのも日本エデュネット。おかげでNTT東への問い合わせもまずまずスムーズに進めることができた。そのNTT東に尋ねたのは、知的財産権侵害や契約違反疑惑に揺れるシステムを依嘱されたという認識はないのかどうかである。「通常の取引業務の一環として受託しているだけで特段のコメントはない」という姿勢だった。さすがに「官僚主義の牙城」はとりつく島もない。と想定範囲内の返答だったようで淡々とした解説だけど,NTT東は業務委託を受ける段階で「商道徳」というかトラブルの当事者になる可能性があるという「リスク管理」はできていなかったんでしょうか。 「全部の責任者は発注者にある」という訴訟を起こして,自分の責任は無いことにできるだろうとたかをくくっているんでしょうね。 そういう「運営受託なら責任は追求されない」という判断をしていたとして,この件でトーマスが敗訴するようなことがあったとしたら,トーマスのビジネスを後押ししたという責任はあると思うのです。もし運用受託をNTT東が断っていたら,契約破棄して以前の機器をそのまま運用するということはできないはずですから。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-31 18:33
| 情報教育
2006年 07月 28日
ご招待をうけたので,ノコノコ出かけました。 ![]() 最初はXOOPSユーザ会の小菅さんによるKnoppixによる1CDNetCommonsの実演。 ![]() このCD-ROMイメージも近々公表されるとのことでした。 ・Knoppix for NetCommonsインストールマニュアル ・学習総合サイト構築(Linux) 中古パソコンを使用したNetCommonsサイトの作成 の2種類のドキュメントも公開されます。 あとのほうは,すでにNetCommons公式サイトで公開されています。これはFedra Core 5へのインストールマニュアルになっています。 つぎは,桝川さんによる将来構想のお話。 ![]() 今後の発展が楽しみです。 で,PSPとか,DSのブラウザもサポート対象にしてね,とお願いしました。だって安くて,世界中に広まっている携帯端末ですから。 そのあとは,どのようにNetCommonsの存在をアピールするか,というお話でした。e-Learningツールではなく,CMSでもあり,コラボレーションツールでもあるわけで,うちの会社のチーム学習用に向いているかもしれないと真剣に考えています。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-28 11:19
| 情報教育
2006年 07月 28日
昨日(7月27日)午前中にe-Lornig Worldの展示会をみてきました。 ![]() 会場内は撮影禁止なので,入場申し込みの場所を撮影して,行って来た事を証明。 テレビ会議の展示をしていた知り合いに話を聞くと,年々見学者が減っているとのこと。 たしかにU社のエキスポよりヒトが少ないと思います。 コンテンツ作成の方法に興味があったので,ちょっと見てたのですが,調整室のスイッチャーとかで有名なフォトロンが展示してました。で,この装置を使うと結構簡単に,きれいなWMVでコンテンツができて,PSPでも利用できるようにできるとのこと。 なにー,それがうたい文句なら,うちの法人の「英語論文書き方講座」もDVDビデオ教材と,その教材ビデオをMPEG4ファイルにしてPSPやQuickTimeで通勤途中でも勉強できるようにしているのが「売り」にできるじゃないか。 というわけで,そのことをホームページに記述しました。 あたりまえ,と思っていることが,けっこう当たり前じゃないんですね。 あと,富士ソフトのFSStreamがきれいでした。ハイビジョンのコンテンツ作成までも受託できるとのこと。また,プラグインの関係でWindowsのIE専用になっていますが,近々Mac対応もできるとのことでした。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-28 11:06
| 情報教育
2006年 07月 26日
ちょっと評価記事の一覧を ・Cnet 【エディターズレビュー】 - 小さいけど、想像以上に使える!--任天堂「ニンテンドーDSブラウザー」 http://review.japan.cnet.com/e/20176367.html?tag=nl ・BroadBandWatch (7月24日) ニンテンドーDSブラウザーのブラウザ機能をチェック http://bb.watch.impress.co.jp/cda/special/14780.html ・YouTubeでのチュートリアルビデオ http://www.youtube.com/watch?v=RbSq-tCHXmI ・本家 DSブラウザー公式サイト http://www.nintendo.co.jp/ds/browser/index.html ・本家 WiFiコネクションサイト http://wifi.nintendo.co.jp/ 他にも見つけたらコメントください。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-26 16:46
| 情報教育
2006年 07月 25日
CECの 「OSP」プロジェクト公募要領 にも記載されている「クラスルームPC管理ソフトウェア」について調べてみた。 公募要領には http://www.cec.or.jp/e2e/osp/index.html を参照しろと書いてある。ここには, クラスルームPC管理ソフトウェア関連と書いてあるが,実は,最後のIBMへのリンクが重要であったりする。 引用のにある,「概要につきましては」という言葉を信用してはいけない。ここには,本当に重要なことが書いてある。 たとえば, ・三菱総合研究所へのリンク。この三菱総合研究所のページには, ・成果物公開があって,このIPAの報告書のページには ■ブラウザ改良成果などと重要なリンクがさりげなく書いてある。 さて,最初のIBMのページに戻る。 ここには, クラスルームPC管理ソフトウェアと書かれている。CECのページと良く見比べて欲しい。こちらには「導入マニュアル(PDF形式)」がある。 実はCECのページには「クラスルームPC管理ソフトウェア」サーバの技術資料はまったく掲載されていないのである。どうやって参照PCからHDDイメージを採取するのか,管理サーバはどうやってインストールするのかなど,肝心の話がすっぽり抜けている。これがないと,導入できるかどうかの判断ができないにもかかわらずである。 だから,「概要につきましては」ではなく,「詳しくは」なのである。 ちなみに,この文書によると,どうやら参照PCはKnoppixで起動して,DHCPでアドレスを設定してTFTPで配布するブートイメージを作成し,作成したHDDイメージはNFSで管理サーバに記録するみたい。また,PXEは結構トラブルがあるのだけど,それについても,「SUSE9用のrpmファイルで対策する」と言う記述がある。 さらに, クラスルームPC管理ソフトウェアは必ずユーザー権限で起動してください。root権限で起動するとクラスルームPC管理ソフトウェアのデータベースが壊れることがあります。という重要な注意があって,その復旧方法は再インストールだそうです。 ちなみに,IPAの報告書の「第5章 クラスルームPC管理ソフトウェア」には,「他の管理ツールとの比較」一覧があるのだけど,Norton Ghostとは比較していない。Norton Ghostは競合製品である「Drive Image」を開発していたPowerQuestを買収して,最強のクローニングツールとなっているはずなんだけど。 うわさでは,比較表にある「とある製品のHDD復旧機能」はDrive Imageの機能を呼び出していたと聞いたことがある。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-25 23:27
| システム管理
2006年 07月 25日
アクセスポイントが アイコムのSB-110だとどうしても接続できない。 WEPキー: なし,128ビット 接続速度:自動,2M固定 などいろいろ試したがだめ。 なんでなんだろう? ちなみにSB-110のSSIDは認識している。WEPキーも認識して接続はするみたいだけど,DHCPサーバと接続できないみたいでIP関係の設定ができない。 うーむ。 なお,YAMAHAの古い無線ルータとか,NECのルータとかだと一発で接続できた。 参考: ・ニンテンドーDSブラウザーWiki ・NintendoWi-Fi WiKi ▲
by ji3faf
| 2006-07-25 22:27
| 情報教育
2006年 07月 24日
発注していたブラウザが届いたので早速試してみた 感想: 遅い! あらためてPSPの性能のよさを認識した。 いくら入力が簡単でも,表示が遅ければ子どもは飽きてしまう。 なんでこんなに遅いのか? どこかに設定方法があるのかとためしてみたら,どうも画像表示(とダウンロード?)に時間がかかっているみたい。画像非表示すると「ぎりぎり」我慢できる速度。 追記: 感覚的に言うと,Windows95のときに28.8Kのモデムでプロバイダに接続してMOSICで表示しているといえば分かってもらえるかもしれない。 【訂正】 通信速度は,BroadBandWatchが測定していた。 ニンテンドーDSブラウザーのブラウザ機能をチェック それによると, 画像読み込み版でスピードを5回計測し、平均値となった数値は約158kbps程度。とISDNの2Bより速いじゃないか。体感速度とは違うなぁ。 でも,テキスト中心のPukiWikiだとそこそこ使えると思った。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-24 19:58
| 情報教育
2006年 07月 23日
京都新聞では「顧問ミスで陸上大会に出場できず 大阪府の市立中学4校」 朝日新聞では「顧問が総会無断欠席 陸上部員160人大会に出場できず」 京都新聞には「枚方市、寝屋川市の市立中学4校」としか書いてありませんが,朝日新聞では,「枚方市立長尾、長尾西、招提北と寝屋川市立第十中学校」と校名が明記されていました。 大阪中体連のホームページをみると,今回不出場停止処分した「北河内地区」を含めて, 大阪市 三島地区,豊能地区 北河内地区,中河内地区,南河内地区 泉北地区,泉南地区 の大会名があったのでこれだけの地区があるのでしょうね。これらの地区はどうだったんでしょうか?顧問は全員参加したんでしょうね。 もし他の地区で「無断欠席」があったのに参加処理されていたとしたら 大阪中体連の宮崎浩太郎事務局長は「ルールを守らない一部教員のミスのために、出場機会を失われた部員のことを思うと気の毒だが、もとは学校の不手際が招いた事態だ。加盟校には中体連からの連絡を周知徹底させるよう求めたい」は空々しい。 それよりも,どういう通知方法をとったのか,それが私は知りたいです。 京都新聞では, 北河内中体連は4月、加盟する約60校の校長と顧問教員に「総会欠席の場合は今後の大会には参加できません」と記した案内文を送付。とありますが,単に 平成18年4月×日という文書を,顧問宛に郵送しただけだと予想するのですがどうでしょう? こういう文書が送られただけであれば,両新聞に書いてあるように ・前任の顧問が異動し、会議があることを知らなかった ・前任者からの引き継ぎがなく知らなかった というのは十分ありうることです。 異動の時期の学校の混乱を知らないはずは無いはずです。 生徒には「説明をよく聞きなさい」というくせに「他人の説明を聞かない」のがセンセイ と私はよく言っていますが!(^^)!,それだけではないくらい,学校には事務処理が多すぎますし,重要度が分からない文書が多すぎます。 先ほどの「もとは学校の不手際が招いた事態だ。」というのは白々しいと思います。これほど重大な内容であれば,連絡方法をもっと考慮してしかるべきです。 6月の大会だけの出場停止で済んだのは幸いですが,保護者として学校を信用できなくなったことは,大きな問題となるでしょう。 というのは,こういう連絡ミスが発生するということは,他にも連絡ミスが発生していると疑えるからです。たとえば,進路指導,受験申請の手続き変更連絡ミスとか… 何の落ち度も無いのに被害者となる子どもたちのことを考えると,変更の連絡を受け取った側の連絡ミスがありうることを想定して,「連絡方法に工夫を凝らすことを考える義務」が,制度変更する側にあると私は思います。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-23 20:09
| PTA
2006年 07月 19日
情報教育のカテゴリに入れるにはちょっと違和感がありますが,教育分野ということでご理解ください。 国立情報学研究所が,過去25年間(1981年〜2006年)に発生した台風を対象とした台風画像データベースを「デジタル台風」ウェブサイト(http://www.digital-typhoon.org/)で公開しました。 ケータイからのアクセスや,PDAからのアクセスも考慮しています。 また, ・「台風への眼」ウェブサイト(http://eye.tc/) 自分自身が体験したことを、個人的な視点から直接的な情報として記録 ・「台風前線」ウェブサイト(http://front.eye.tc/) ユーザ参加型台風情報を台風の動きと重ね合わせて表示するシステム も公開されています。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-19 22:05
| 情報教育
2006年 07月 18日
京都新聞ニュースをみていたら 単3乾電池で空を飛んだ 世界初、160本で59秒 というのがあった。 松下電器産業が東京工業大、同大の学生サークルと協力して開発し、実験したということだけど,東京工業大学というと「鳥人間コンテスト」で有名な大学じゃない。 というわけで,調べてみたら,「セキュリティmemo」じゃなくて「理工学部 Admin 日記」のほうに情報がのってました。 「21世紀のライト兄弟 ~空飛べ!! 夢乾電池~」 (ナショナル) これ,左下の「ビッグローブストリームにて」のほうで,CM撮影プロジェクトのドキュメンタリーが見られます。 とっても面白い。こういうことをやらしてくれる会社があるから,日本の技術は残るんでしょうね。 ▲
by ji3faf
| 2006-07-18 03:08
| その他
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