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2007年 09月 18日 ( 1 )

2007年 09月 18日
現状維持をかたくなに守る必要はないのでは?
政治的な話は避けているのですが、これは「行政ルール」としてやっぱり欠陥があるとしか思えないということで、メモ的に書いておきます。

 このところ社会問題になった社会保険庁のデータベース登録不信は、「申請主義」と言いながら「政府機関のしていることを信用しろ」といってきて、ミスを指摘されたら、自分たちはミスをしていないはずという前提のもとに、「ミスがあるならそれを証明しろ」というところに、国民が反発しているのだと私は思っているわけです。
 まぁ、それが行政機関の仕事の方法だということはわかります。ミスをしないことを前提に、仕組みができているのですから。
 でも、「フェールセーフ」という設計技法があるごとく、人間はミスをする動物なのですから、それを修正する手段を用意するのが、設計の基本でしょう。

 さて、毎日新聞2007年9月15日の記事 
  「沖縄戦:文科省、専門家不在認める 「集団自決」軍強制削除
によると、
 高嶋伸欣琉球大教授によると、対応した布村幸彦審議官は教科用図書検定調査審議会委員に沖縄戦の専門家がいないことは認めたが、実質的審議がなされないまま検定意見が承認されたことに「システム上の問題はない」と述べ、手続きは適正だったとの認識を示した。
と書かれています。 
 これは明らかに制度上の欠陥だと思います。教科書検定は、専門家のチェックが前提であり、専門家が不在のまま検定意見が付き、専門家(この場合は当事者)がクレームを言っても「手続きにミスはない」というわけです。
 たしかに「手続きにミスはない」かもしれませんが、それならば「システム上の問題がない」というのは間違いだなのではないかと私は主張したいです。

 こういうのは「素人の浅はかさ」といわれるのでしょうが、納得できないシステムを維持するために、システムを修正するほうがもっと大変でしょう。
 システムを作り直すのは大変でしょうが、間違いを認めて修正するのと、間違いを認めずに運用方法を「工夫する」ために「ルールを追加して複雑化させる」のでは、将来どちらが有望かは明白だと思います。

 社会保険庁のシステムが複雑で、ミスを誘発しているのは、責任者が責任を取らずに、つまり間違いがあっても間違いだと認めずに済ませられるように運用を複雑化したのが原因のひとつだとおもっています。

 間違いを認める勇気があれば、もっと分かりやすい社会システムができるのではないかというのは、理想論過ぎるのでしょうかねぇ。

by ji3faf | 2007-09-18 02:48 | PTA


    


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