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2006年 08月 28日 ( 1 )

2006年 08月 28日
夜回り先生」が講演中止
asahi.comの
 「夜回り先生」講演を突然中止 「中継では伝わらぬ」
や西日本新聞の
 夜回り先生講演中止 「モニター中継話伝わらぬ」 宮崎・PTA全国研究大会
によると,第54回日本PTA全国研究大会みやざき大会の記念講演が中止になったそうです。
 日本PTA全国協議会のホームページでは全国大会の情報が入手できませんね。
 日本PTA全国協議会の情報開示に積極的ではないということでしょうか。私も,小学校のPTA会長も中学校の本部役員もやりましたが,印刷物は経費がかかるので大変でしょう。でもインターネットのホームページくらい単位PTAから加盟費を徴収しているのですから説明責任は果たして欲しいです。

 さて,講演中止の理由ですが,朝日新聞によると
会場が複数あることは事前に文書で伝えていたが、モニター中継は説明しておらず、双方の認識に隔たりがあったとみられる。
ということですが,先に報告した全国高校PTA連合会秋田大会でも主会場と副会場に分かれていました。副会場ではモニター中継だったはずです。昼食時のアトラクションは副会場から主会場に中継されるなど,双方向中継してました。
 この全国高校PTA連合会秋田大会公式ホームページの「開催日時・場所」でも,「副会場は講演はテレビ中継です」と明記された箇所は見当たりません。たぶん想像できるし,書いていないのでしょう。記念講演者の佐々木 毅氏や全体会の出演者である浅利 香津代氏,山谷 初男氏には中継することで事前の了解を得ていたのでしょう(きっと)。

 それが,今回は「常識的に判断してもらえる」と思って一言も説明していなかったようです。だからこそ,「私はうそつきは嫌いだ」という発言がでてくることになって,大会関係者は大慌てだったでしょう。でも,私は水谷さんの
コンサートでも、その場で生の声が聴けないと知ったら怒るでしょう
にとても納得しました。講演者としての責任を持つというのはこういうことなんですね。
聴衆に事前説明がなかったことも失礼だ
とも言っておられたそうですが,副会場が複数あるから参加者は覚悟していたんじゃないですか?

 西日本新聞には,
宮崎市内のPTA役員の男性(50)は「直接の話し掛けにこだわるなら、なぜテレビに出るのか。遠方から休みをとって来た人もいるのに」。広島県からバスで来た女性も「これだけ大勢の人がいるのに…。教育者としてあんまりです」と話していた。
とありますが,講演する側からいうと,最初から遠隔会場に向けてテレビだけで話す場合を想定した準備と,直接聴衆の面前で話すだけの場合の準備では内容や構成などまったく違うはずです。テレビ会議システムを利用した遠隔教育をやっていると,その違いがわかります。カメラマンがどこを大写しにしているかなどを考えながら話さないといけないし,そういうカメラマン・ディレクターとの打ち合わせもないテレビ中継というのは講演者にとって失礼極まりないものです。「なぜテレビに出るのか」ということですが,テレビ出演は最初からディレクターと打ち合わせがあります。テレビで講演している人だから,ぶっつけ本番の中継でも大丈夫だと思ってのことでしょうが,これは話のすり替えであって,その違いに開催地の役員の方が気づいていない証拠です。

 これは,大会主催者の「講演者は,単に話をするだけ」という思い込みと講演者にたいする失礼な思い込みが招いた大失敗でしょう。
 講演というのは,聴衆や,講演会場,その時期によって,きちんと話題を変えるんです。きっといままで,手抜きの(といったら失礼ですね。「大人の」といいましょう)講演者に依頼した経験しかなかったのでしょう。

by ji3faf | 2006-08-28 23:03 | PTA


    


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