Internet Watchの2008年7月24日,25日の連続で,全国高等学校PTA連合会・会長の高橋正夫氏へのインタビュー記事が掲載されていました。
以前から高橋氏の主張にはとても感心していたのですが,この記事でのお話は,元PTA会長だった私にとって,とても的を得た論理展開だと考えます。
特に後編は圧巻です。
●19歳以上は事件に遭ってもいいのか?
●親は規制の内容を理解していない
●青少年ネット規制法の成立前にしてほしかったこと
●英語教育より情報リテラシー教育を
で述べられていることは,本来,教育再生懇談会で言うべきことだと思いますが,その教育再生懇談会の「英語教育」優先姿勢を痛烈に批評していると読みました。わたしは,教育再生懇談会の提言は「老害」(若い委員もおられるので失礼な言い方ですが)だと思わずにはいられません。
■10代のネット利用を追う
全国高等学校PTA連合会・高橋正夫会長に聞く
前編:学校裏サイトを、警察も企業も学校も放置してきた
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2008/07/24/20355.html
後編:携帯フィルタリング原則化には“半分”反対
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/teens/2008/07/25/20356.html