人気ブログランキング | 話題のタグを見る
    
2007年 10月 05日
誰かに勝手にローンで機種変更されました!
セキュリティホール memo 10月5日の記事で紹介されていた。
  【ソフトバンク】誰かに勝手にローンで機種変更されました! (教えて! goo, 9/6)
 オリジナル記事は、相談者と回答者のやりとりが多くなって(そういう非常事態なんだけど)全部読むには時間がかかりますが、ぜひ、読むべきです。

 がせねたではないか、と用心しての回答もありますが(その方は、きちんと相談者が気を悪くしなように細心の注意を払っておられます。このあたりも、情報モラル教育の教材)、こういう相談できる掲示板があったおかげで、3Gケータイ電話の仕組み(SIMカードの意味)や、契約関係のトラブル解決方法を知らない、普通の主婦が詐欺事件に巻き込まれていたというお話。

 これは、解決方法を含めて、教材化出来そうな気がします。

しかし、ショップの対応ははっきり言って「危機管理できていない」といわざるを得ません。
地元の消費者センターがこのような被害が多いことに気づき警察を動かすきっかけになったそうです。
と書かれているように、消費者生活センターの役割は非常に大きくなってきています。

 これとは直接関係ありませんが、地元の消費者センターも製品の安全性調査を依頼する「国民生活センター」の機能が縮小されるようです。
  国民生活センター、商品テスト外部化へ 直接相談は廃止 (2007/9/21 asahi.com)

 この流れで、消費者センターの機能縮小が計画されないように注意していないといけませんね。今回のように、警察すらすぐに動かず(虚偽や勘違いということもありえますから)、法律相談ではなさそうにみえることで、弁護士に相談するのも「怖い」と思う主婦でも「消費者センター」なら、そのネーミングだけでも親近感があって相談しやすいですからね。

 気になるのは、
ソフトバンクでは機種変更や契約が偽装かどうかを調べるのは無理なので、調べることはしないそうです。
お客様から申告があった場合のみ調べて返金などの対応に応じるそうです。
ということです。社会保険も申請主義だから、不払いや未納が発見できなかったのと同じ構図です。
 ソフトバンクモバイルの携帯電話を持っている人は、質問者が最後の方でこのように書かれているとおり、自分の契約を調べたほうがいいですね。請求内容が分からないまま引き落とされているのは怖いことです。
ソフトバンクをご利用の方はご自身の利用明細を確認することをお勧めします。
いつからかソフトバンクが明細書を送付してくれないようになった(申し込み要の有料制?)為、この件だけでなく過剰請求や誤請求の相談が消費者センターでは後を絶たないそうです。

 それと、「慰謝料の領収書」というのならともかく
あと、この事件のことをマスコミやネット、近所の人に公表しないように頼まれたのですが、どうすればいいんですか?謝罪金(口止め料)を払うので誓約書にサインを迫られました。
というのは、会社の経営方針そのものを疑います。被害者の拡大を招いているだけ(会社は儲かるだろうけど)ですから。

by ji3faf | 2007-10-05 12:55 | 情報教育


<< 電子メールのマナー      動作環境をきちんと書くのが最低... >>


にほんブログ村 教育ブログへ




Map