2009年 04月 26日
体力を武器にがんばって欲しい
今日の地元新聞夕刊に「新米先生が奮闘」という記事が掲載されていた。
 今年大学を卒業し,新規採用された先生が,連日残業し,自宅で指導案を作成したり教材研究をしたりしていると書かれている。

 で,元PTA役員として「これはどういう意味?」と考え込んだのが記事の最後のコメントだ。
うまくいかないこともあるだろうが体力を武器にがんばって欲しい。教員を含めた新社会人にエールを送りたい。
と書かれている。これは採用した教育委員会のコメントではなく,この記事の記者のコメントだと思いたい。でも記者のコメントだったとしても,「体力を武器に」は無いだろう。これでは「君たちは体力が無くなれば放り出される」といっているのと同じだから。
 なにより,教育はその先生個人ががんばってするものでははいと思う。塾なら指導者の個人プレーでもよいかもしれないけれど,学校なんだから,同僚,先輩,管理職や教育委員会(そして地元やPTAの)の助言・指導・支援・連携があって,子どもたちのための教育が成立すると信じているから。
 ほかの職業だっておなじ。職業能力を伸ばすために「体力を武器」にしているレベルでは,いつかつぶれるだけ。

 同じ新聞の朝刊に共同通信 龍野健一氏による,食物調理師教師 村林新吾さんのインタビュー記事があった。そこには
厳しく指導するのは,どうせ必ず失敗することだから今のうちに注意しておこう,と言う意味です。
この業界の人間関係にも耐えられるように,失敗した体験,失敗への対処の仕方を教えて育てていかなくては,と思います。
学校であって徒弟奉公ではないから,嫌がることはさせないとおっしゃってますけど,これは徒弟制度の親方の教え方そのものって感じです。
 教え子の高校生だけのお店もオープンされているそうです。
僕も1時間あまり「先生が悪い」とおしかりを受けたことがありました。その通りなんですね。(略)厳しく指摘されたお客さんは,その後来店されて,問題点が問題点が直っていたことを喜んでくれました。
やっぱり,先生も地元の人たちに指導してもらっていると肌で感じているように読み取れる記事です。

 この違いは,子どもたちにそのまま伝わると思う。
[PR]

by ji3faf | 2009-04-26 00:53 | PTA


<< N700の無線LAN      e-OPENとVolume L... >>


にほんブログ村 教育ブログへ




Map