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2008年 11月 05日
江戸時代の時刻
持病が寒くなったら顕在化してきまして,遠出は控えております。
それでお医者さんの待合室でDSの「DS文学全集」を読んでおります。ダウンロードもできますので「半七捕物帳」を読んでいるのですが,時刻の表現の意味がわからなくて混乱してました。

 「夕六つごろ」とか,時鐘の意味が分からなかったのでググって見たらその由来が2つばかり書かれています。

●江戸時代の方位・時刻・通貨
 http://www.niji.or.jp/home/dingo/rakugo2/knowledge.html
どうして九から始まって順に減っていくかというと、易学の方では九がおめでたい数である。それで、刻限の1~6に9を乗じ、その一の位を取って鐘の数としたのだ、という話です。実に分かりにくい説明ですが、つまり、
1×9=9
2×9=18
3×9=27
4×9=36
5×9=45
6×9=54

●時刻(十二時辰制・時鐘)
 http://www2.ocn.ne.jp/~miyoji/time/time.htm
時の鐘の音は、まず気づかせるため「捨て鐘」を3つ打ったのち、時の鐘を打った。よって3つ以下の時刻は存在しない。
1日を12の時間帯に区分し、9つから4つ鐘を鳴らし時刻を知らせた。

夜を6等分,昼を6等分して,日の出を「明け六つ」,日没を「暮れ六つ」にして,季節によって時間の長さがちがうという,まぁ複雑なことをしてたんですね。

 

by ji3faf | 2008-11-05 12:29 | その他


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