2008年 06月 21日
プリント教材の健闘
某所のトラックバックから「mkawanoの日記」に行き着きました。
 私のブログの数少ない読者のお一人のようで,ありがとうございます。

そのブログの2つの記事がとても気になりました。
■2008年5月23日
  教材は動画よりもプリントがいいのか?
■2008年6月3日
  自分の授業スタイルにあった教材

 ご自分の授業のアンケートで,課題作成の参考にしたメディアの分析で,やはりプリント教材が学生にとって重要な要素になっているようです。
 5月23日の記事のほうには,
役に立ったのは、圧倒的に「プリント」でした。「動画教材」と「プリントと動画教材」はほぼ同数。
 (略)
まぁ、今年度からOffice 2007になったことで、結構力を入れてプリントを作成しているのは確かです。でも、これほどプリントを頼りにしているとは思いませんでした。せっかく動画も作ったのに(涙)
ご同情申し上げます。本当に教材作成には,時間がかかりますものね。動画系は,ポストプロダクション(編集や,音量の適正化とかノイズ除去)も必要ですし。

 これは,うちのボスも常にいっていることなのですが,「結局はプリント教材がモノをいう」のです。
 動画は,印象に残りやすいし,ボディランゲージも使えるし,最近のCG技術を使うとプリントでは表現できない立体的なイメージも表示できるし,メリットも数多くあります。

 しかし,それを使うための(視聴するための)それなりの準備と,それなりの装置と,それなりの操作技術が必要です。

 そして,教材作成のコストを考えると,プリント教材のほうが,はるかに指導者にとっても受講者にとってもコストパフォーマンスが高いのです。

 最近は学費が高騰しています。入学金と学費と,下宿代だけで私立大学の学生には自分専用のノートパソコンと高速インターネット接続環境までの資金的余裕はむずかしいでしょう。
 下宿に高速ネット環境を用意しても,アルバイトで忙しい学生にはそのコストの元を取るだけの利用時間もないでしょう。その代わりにケータイが活躍しています。

 最近は,ケータイで数千字のレポートを作成する学生もあらわれています。すると,参考できるのは「プリント教材」ということになるでしょう。小さい画面で動画を見ながらレポートを書くなんて無理です。それに,プリント教材なら,必要なページだけを持ち歩けば,いつでもどこでも電源を気にせずに学習できますし。

 最近のe-Learningは,ほんとうにユビキタスラーニング環境を考えているのかな,と思ったりします。『学生』は,学校で勉強するとは限らないのですから。

・・・

 ことしは本業が忙しくて,大学院に行ったのは身体検査と履修登録だけです。履修確認もしてません。指導教官とはメールで連絡してますが,おとといエデュケーションエキスポの講師控え室で話したのが,今年最初の授業みたいなものでした^_^;
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by ji3faf | 2008-06-21 11:14 | 情報教育


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