2008年 05月 26日
「ケータイ世界の子どもたち」はクリーンヒット
大人の方に「情報モラル」を知ってもらいたいと思うことが,この2週間続いていました。

 2chのような匿名掲示板であれば,ウソか真か判別できない内容がごちゃまんとあることが推察されます。
 しかし,名前を公表しているホームページに,自分が書くことについて,その内容を調査せずに(しかも,容易に裏づけ調査ができる)にもかかわらず,自分の思い込みで公表された場合は,たいていの方は,その内容を信用するのではないでしょうか。
 ご本人は,別の項目で修正しているからよいと信じておられるようですが,検索エンジンで該当部分をみつけて,全体を読まずに間違った部分だけを読むことがありえることに気が付いておられないようです。

 こういう方にこそ情報モラル教育が必要だと思っているわけですが,話のすれ違いがおきそうなので,静観しています。

 さて昨日,出版日当日に入手した,タイトルで紹介した本をようやく読むことができました。

ケータイ世界の子どもたち (講談社現代新書 1944)
藤川 大祐 / / 講談社
ISBN : 4062879441

 フィルタリングで問題は解決しないことがはっきりと書かれていて,子どもの「同調圧力」を中心に,フィルタリングではメールによるいじめに移行するだけだろうと示唆しています。
 全般的に,現在の状況と,これから保護者や学校,地域がとるべき対応の提言という感じになっています。

 冒頭で,子どもたちに人気のある
  ・モバゲータウン
  ・魔法のiらんど
  ・前略プロフィール
について触れています。 
 プロフについては,ケータイ白書の資料が掲載されています。10~20代の認知度が高いということは,わたしの周りをみても明白です^_^;
 ぐぐったらダイジェストが公開されていました。
 http://www.impressrd.jp/news/071205/ktai
 
繰り返しになりますが,
 ・フィルタリングによるアクセス禁止という方法が万能ではないこと
 ・現状の携帯電話向けフィルタリングだけに頼ると,かえっていじめが地下にもぐって悪化する可能性があること
 ・子どもの居場所,大人との会話などが必要なこと

など,示唆にとんだ著書です。

 なお,私の息子には携帯電話を買ったときには,通話記録送付サービス(有料)を申し込みました。誰と会話しているのか,パケットの使用量と時間がわかります。
 本当はURLが分かると良いのですが,それだと封筒ではなくて,宅急便になるでしょうね。
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by ji3faf | 2008-05-26 18:10 | 情報教育


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