2007年 12月 07日
中学生25%悪口受けた
京都新聞 12月6日朝刊 1面の記事です。
 携帯メールで「悪口受けた」 中学生の24% 京都市教委調査
 この電子版には書かれていませんが、朝刊には『ネット社会や教育問題に詳しい「全国Webカウンセリング協議会」(東京都)の安川雅史理事長の話』として、やはり
フィルタリング(有害情報の接続制限)機能を設定するなどして、犯罪に巻き込まれるような悪い流れを断ち切る必要がある。
とコメントされています。
 しかし、わたしは「フィルタリングを設定したから大丈夫」というほうがもっとこわいと思うのです。

■第1■何がフィルタリングされているのか利用者には分からない
 これは検閲とおなじです。グーグル八分にもつながります。かつて、ヨーロッパのバレエ専門学校のホームページが体にぴったりしたレオタード姿を薄い色で背景にしていたためヌード写真とみなされたのでしょう。国立のバレエ学校であるにもかかわらずフィルタリングされていました。

■第2■携帯電話会社はフィルタリングについて責任をもって運営しているとはいいがたい
 たぶん、フィルタリングのデータ作成会社と提携して一生懸命フィルタリングしているのでしょう。でも、誘う側が一枚上手ということです。
 都下教育情報日記 2007-05-07
   子供用ケータイ事情

 これをよむと、フィルタリングをかいくぐっている実態の一部がわかります。

■第3■
 だから「保護者はフィルタリングしているから大丈夫」と安心してはいけない。

というわけですが、ここ1週間で2つの話を聞いたのでちょっとメモ代わりに書いておきます。

 ・・・・

■現在の大学2~3年生にギャップがある。
 これはまだ検証していないのですが、3年生以上と2年生以下では携帯電話の利用方法にギャップがあるというのです。数千字のレポートを携帯電話で入力して提出するのが2年生以下。ケイタイのパケット料金定額制とかの影響らしいです。

■アバターの悪口を言われるのは我慢できない
 プロフやチャットでHN(ハンドル名)を使い、自分とはちがう人格を使うのはパソコン通信からの習い性。そういう人もいることは知ってます。でも、子どもたちはそれよりももっと跳んでるわけです。自分の悪口をいわれるのは、自分がそうなんだと納得できるところがあるみたいです。しかし、自分が創り上げた「アバター」の悪口を言われるのは我慢できないそうです。
さらに、アバター同士で家族を形成するみたい。わたしのアバターの兄弟になってとか親になって、とか。まるでリカちゃん人形のおままごとみたいです。
 この話は、先週の土曜日に開催した「ICTメディアリテラシー指導者研修会」での滋賀大学気宮田仁教授の講演で聞いた話です。

 はたして、フィルタリングが全ての始まりだとおもっている人たちは、プロフの危険性を個人情報漏洩以上のものだと気づいているのだろうか。
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by ji3faf | 2007-12-07 00:52 | 情報教育


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