島宗 理先生のブログ「自然と人間を行動分析学で科学する」の10月25日付けの記事、
応用力の低さ--ホントすか?
で、台形問題の基礎と応用での正答率の違いについて書かれています。
実は、私が大学生時代に手伝ったことが、ここでの話とおなじことではないかなぁと思いました。
それは、同じ算数の問題でも
・B4用紙横で試験問題を印刷したとき、右上と、左下では正答率が変わるか
・問題文が同じでも、改行位置がちがうと(当然読みやすさが変わる)正答率が変わるか
・同じ問題文でも、挿絵の位置が違うと正答率が変わるか
というものでした。
それの「問題用紙作成プログラム」の作成の手伝いをしたのですが、だれのどんな論文なのか知りません。岐阜大学での研究だったような記憶があります。もう30年近く前の話なのであいまいです。これではいかんのですけど(先行研究の調査能力不足が露呈してます^_^;)。
基礎学力が定着していれば、正答率に有意差はないはずですが、たしか有意差が見られたという話だったような記憶があります。