2007年 05月 20日
昔のコンピュータや情報の基礎
「ワーキングマザー」ブログの「コンピュータサイエンス入門」をみていたら,懐かしくなりました。コメントに書き始めたら,分量が多くなったのでトラックバックにします。

 「ハノイの塔」は再帰処理の基本,「ハフマンの木」は情報圧縮の基本,「階段のスイッチ」は論理回路の基本,2進数,8進数(これはあまり使われなくなった),16進数はデジタルコンピュータの基本を知るための基礎。わたしは16進数は指で覚えました。
 これらを,教科書で勉強した記憶はないんですよ。いや,今のボスの授業で教えてたはずなんですがサボり倒してまして_(._.)_ほぼ自習&「先輩の愛の鞭」で体で覚えちゃいましたです。

 昔のコンピュータは起動するためのプログラム(ブートストラップ)をスイッチで入力するんです。そのアドレスも,機械語(アセンブラではありません)も16進数で書かれていました。2進数では見間違えるからです。いかに早く正確にブートストラップを入力し,コンピュータを再起動させるかの競争をしたものです。だから16進数は指なのです。
 「FFC0にSet SCCして」とか。分かる人にはわかるでしょう!(^^)!
  こんなのを見つけました。

 わたしが最初に本格的に利用させてもらったのは
 ・OKITAC-4300シリーズの4300C
 ・OKITAC-4500シリーズの4500C
の2台。その後はMELCOM COSMO700S(「ミニコン」とブログに書いている人がいますが,これは汎用中型に分類されます)でした。
 
 リンク先の3つの写真のうち上の4300の写真にも16個のピアノキーが写ってますね。キーの状態は0xB2D3(昔は「B2D3h」と書いてました)のように見えます。中段の4300Cでは,全部上なので0x0000です。
 4500の下の写真の構成に,テレビ端末(CRT)と,磁気テープ(MT)装置2台を追加してました。MTは上の写真に写っている装置ではありません。上の写真のMTはむき出しですが,ちゃんとカバーがついていたMT装置でした。
 説明しなくても分かると思いますが,下の写真で各装置を左から順に説明します。
 ●磁気ディスク装置
   たぶん5Mバイトの装置だと思います。使っていたのはこんな透明ケースのではなかった気がします。4300の写真にあるディスク装置だったような。ちなみに,上半分は「ディスクパック」で交換可能,台のほうに固定ディスクが内蔵されていて交換不可能でした。
 ●コンソール
  左が紙テープパンチャで,下にせん孔した紙くず受けのプラケースがあります。右は紙テープリーダ。キーボードとコンピュータ用連続紙(LP用紙)の印刷機がついてます。
 ●CPUと高速紙テープリーダ(PTR)
   上のロールが3つ付いてるのがPTRです。光学式紙テープリーダです。「カンカンカン」と気持ちいい音を立てて,すばやく読みとってくれるときはいいんですけど,なぜか,ときどきリードエラーを起こしました。
 ●ラインプリンタ
  沖電気のラインプリンタはベルト式で,上下に文字がずれないのが特徴でした。
 ●カードリーダ
  熱をもつと紙カードが「ジャムる(紙送りが正確に行われずに,センサ部分などに引っかかる)」とかいろいろ苦労しました。

 4500のDOS45のFORTRANコンパイラでStartrekゲームを作ったら,プログラムが大きくなりすぎて,リンカーでオーバーレイ処理をせざるを得なくなったりしました。それまでは,オーバーレイ処理をするライブラリの組み合わせが良く分からなかったので,研究用プログラムでは使用しなかったのですが,ゲームなら何が起こってもいいだろうということで,マニュアルを信じていろんなことをやりました。いわゆる経験値を積んだわけです。その経験が研究用プログラムに還元されたことは言うまでもありません。おかげで,かなり大きなプログラムを稼動させられるようになりました。
 Fortranにビット演算するサブルーチンや,DISKを直接アクセスするサブルーチンをアセンブラで作成し,FORTRANでDOSを逆アセンブルして,DOSの仕組みを勉強しました。そのおかげで,DR-DOSはすぐに理解できました(ほとんど同じ仕組みだったし)。

■資料リンク先
 社団法人 情報処理学会
  コンピュータ博物館
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by ji3faf | 2007-05-20 23:56 | 情報教育


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