2006年 12月 24日
だきわさんの某所の日記に某所の教員養成系大学見学の感想が書かれていた。 ・机の並べ方が旧態然とした1対40を前提とした形であった。 読める人は読んでもらうとして,こんなコメントを書いた。 == >ここで学んだ教員の卵は、この刑務所のような並べ方が正しいものだとと考えるだろう その昔,パソコン教室の新設の際,パソコンを教室の壁沿いにU字型に配置して,中央をミーティングテーブルとして作業台にする設計をしたところ,教育委員会の指導主事という肩書きのひとが,「そんな教室をみたことがない」「教室らしい机の配置というものがある」といって,そのレイアウトを止めさせました。普通の「講義室形式」にさせたわけです。 教員免許の更新制度といってますが,それは今までの教員研修制度の否定です。 だったら, ・どんな研修内容にするのか ・それを誰が決定するのか ・それを誰が講習するのか ・更新研修は「必修制度」なのか「必履修制度」なのか ・費用は誰が負担するのか ・講習する場所はあるのか 教職大学院だって,そのカリキュラムが「研究職養成」のものから頭が切り替わってなさそうに思える。 わたしも教員免許を持ってるし,数年間非常勤講師もやった。ひょっとしたら将来講師で食いつなぐかもしれない。そのためには免許更新が必要になるだろう。 その費用はどれくらいかかるのだろう。 現在教員をしている人も費用がかかるわけで,それは自己負担なのだろうか。それだと実質的な減給処分に相当する。 現職の教諭は公費負担だが,講師は自己負担となるのだろうか? お金の問題と,カリキュラムの問題と,物理的な受け入れ先の問題があるわけで,その話がまったく見えてこないのはどうしたことだろう。
by ji3faf
| 2006-12-24 19:12
| 情報教育
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