2006年 11月 21日
バーチャル・カンパニー・トレードフェア2006京都
今年もNPO法人アントレプレナーシップ開発センター主催の「バーチャル・カンパニー・トレードフェア」にボランティア参加。
 今回は会場が「私のしごと館」になり、プレゼンテーションやパネルディスカッション、講演は「ガイダンスルーム」4つで平行開催。
 プロモーション活動は「ミュージアムホール」で実施され、展示販売もあったのでかなり活気があった。
 京都新聞も20日の朝刊でこのイベントを紹介していた。

 気になった展示が2つあった。

■KIS(ノウレッジインターネットサポート)
<商品/サービスPR>
 大学教授の講義、各種イベントセミナー、著名人の講演会などの映像を撮影し、インターネットを通じて視聴できるサイトの運営。コンテンツの中心は教養。これまでの娯楽的要素を多く含んだものとは一線を画す。・・・・(中略)・・・・インターネット利用と生涯学習を基本とする。
<販売対象顧客>
特に30代、男性を想定
Gyaoの利用者を想定していたみたいです。
 すでにOCWなど大学が講義を公開していること、それらは著作権処理に苦労していること、すでにいろんなシステムが大学の遠隔教育向けに販売されていること、などはほとんどリサーチされていませんでした。年齢層だけでマーケットを考えていたんですが、その「30代男性」のどれくらいが簡単にインターネット接続できる技能と環境を整備できて、娯楽でもないサイトにアクセスするのかは考えていなかったです。
 ・自分の親は動画サイトに接続設定してアクセスできる?
 ・自分の大学でもe-laerningサイトを構築しようとしているかどうかリサーチした?
と意地悪な質問をして、リサーチ不足に気づかせてあげるのが私のしごとだとおもって、顧客としてアドバイス。「自分たちで、そこにマーケットがありそうだと気づいたのはえらい!」とほめてあげるのも忘れませんでしたよ。

■ボックスマインド
<商品/サービスPR>
 『学I(イー)カード』は、学校の玄関に設置された読み取り機にかざすことで、建物の中に入ることができるICカードです。不審者の侵入を防いだり、登下校したことを親にメールでしらせたりします。・・・・(中略)・・・・さらに学校の購買で使える電子マネー機能が備わっているので、お金を持っていかずに買い物ができます。
<販売対象顧客>
学生(主に小中学生)
いま流行の非接触型ICカードを利用したシステムです。玄関のセンサーにかざすと「●●君登校」とか表示できるプログラムを作成して、デモ用ICカードとセンサーで子どもたちを喜ばせていました。
 ・なぜ非接触型にしたの
  →ICカードに将来GPS機能を持たせて子どもの居場所を感知できるようにしたいから
 ・バーコードでもいいじゃない?
  →バーコードだとセンサーの読み取りエラーが多い(そんなことないよー)
 ・デモ用カードは身分証をかねてるけど、紛失対策は?
  →カードを密封したケースにいれて、首に掛けることで紛失しにくい形にしている。カードに記録した情報は読み取れないように工夫するし、紛失届出があったカードは使えないようにする

ということでしたが、こっちもリサーチ不足。たとえば、過去に高木さんがいろんな危険性を指摘している(たとえば「実は安物なのだと知らされた淑女達の自尊心は傷つくか」とか、いじめ対策の不足を指摘したら、考え込んでいた。たとえば、
 ・首賭け式にしたとき、引っ張られたらどうする。首吊りになるか、盗まれてしまうか、どちらがいい?
 ・校内の購買部で電子マネーで購買できるとしたとき、「拾ったカードで買い物した」「ちょっと貸せと先輩にすごまれた」ときはどうする
ということに対しての「運用ルール」が不足していた。
 二つ目の校内購買に関しては、京都府立南八幡高校での校内コンビニシステム「MYSIS(MinamiYawata Shop In School)」があることを紹介してあげた。紛失や、いじめにあっても他人が使えないように、ずいぶん工夫したシステム運用になっているシステムとして設計時から工夫したのです。
 彼らは、教育実習先で「どういう機能があれば便利なのか」に目がいったけど、
デモシステムを作成してみてトラブルがあった場合(入構はセンスできたけど、出構はセンスできなかった場合など)の処理方法や、カード紛失時の対策が重要であることに気づいた
ということで、
じゃ、システム作成をするんではなくて、システム導入時のチェックポイントを学校にアドバイスするビジネスモデルに変更したら?
とか話して盛り上がってしまった。
 「問題点があることに気づいていただけでもエライ!」としよう。

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賞もとった「繭美蚕(まゆみ)」は、群馬の特産品であるシルク(しらなかった。国産生糸の43%が群馬県だって)を生かした商品を企画してました。
 「絹香(きぬか)」「繭香(まゆか)」は特別な品種の繭を使って、中にポプリを詰めていましたが、せっかく京都に来たんだから、京都の「におい袋」に詰める「お香」を詰めたらいいのに、と口走ってしまった!(^^)!。「におい袋」で検索したらいっぱいでてくるはずなので、来年は新しい商品をもって再度登場してくれるかな。

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 現物販売のお店では、即席めんをかっちゃいました。これから食べます。
 そうそう、新聞記事に「中京中は校内で収穫したギンナンを販売した」と書かれていますが、これも買いました。「すごく臭かったでしょう?」と聞いたら「先生たちが上手に処理してくださってました。おいしいですよ」と上手に販売してました。
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by ji3faf | 2006-11-21 02:36 | 情報教育


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