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2006年 07月 07日
NetCommonsユーザカンファレンス 2006 in Chiba
「NetCommonsユーザカンファレンス 2006 in Chiba」に行ってきました。
いや,予想より参加者が多くてびっくり。
 昨年のネットデイサミットin柏のスタッフ用グループウェアとして使おうとして結局メーリングリストにもどったんですよね。
 そういうトラウマがあるから,あまり期待していなかったんですが,昨年夏にオープンソース化してからずいぶん変わったようです。
 現在37のモジュールを公開しているそうですが,そのうちの半数はここ1年で追加したものだそうです。そら,私の知識はその数ヶ月前のものなので違うはずだ。
 なにより,XOOPSと違って,携帯電話に対応しているというのが強み。
 これなら,CMS+グループウェアとして使えそう。XOOPSと同じくらいの手間で設置できるし,っモジュールはグループウェア的というか,学校向きだし。

■行政ネットワーク網を利用した教育用ネットワーク構築は無理
 発表で気になったのは,「行政ネットワーク網」を利用した「学校教育ネットワーク」は千葉県では無理なんですね。「VLANで分ければいいじゃん」と思ったんですが,行政ネットワークは「物理的」に独立している必要がある,という規約があるのを見せてもらいました。
 でも,回線業者は物理的に分けているんだろうか?どこまでが「物理的に分けている」という意味なのかわかっているのかな?
 ケーブルが違うのか,ケーブルの中の芯線が違えば物理的にわけたことになるのかな?芯線が違えばいい,ということなら,VLANでも同じだと思うんだけど。
 とにかく,行政ネットワーク網を学校に引き込んでインターネット接続したら,ホームページの更新やら,コンテンツフィルタやら,利用時間制限やらは行政ネットワークのセキュリティそのものになるので,授業に使えない。かといって,VLANはできないので,教育用ネットワークを別に設置しないといけないそうです。なんか,二重投資しているとおもうな。いや,別の回線会社を利用して,ケーブルも電柱(経路)も分けて,非常時(災害時)の危険分散のためだ,というなら分かるんですけど。

NetCommonsユーザカンファレンス 2006 in Chiba_b0017061_2244439.jpg


by ji3faf | 2006-07-07 08:43 | 情報教育


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