2010年 05月 09日
「学校教育の情報化に関する懇談会」第1回の様子を公開中
「熟議カケアイ」ホームページのライブラリで公開していることをご存知の方もおられると思います。
 http://jukugi.mext.go.jp/library_view?library_id=57

当日のライブ中継で、中断した部分も公開されているので、仕事などでご覧になれなかった方も一度ご覧ください。

ビデオのタイムコードをメモしておきました。

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タイムコード  発言者   資料  コメント
00:00:00 安西座長 
00:01:00 鈴木副大臣
00:10:20 安西座長
00:12:18 天野委員
00:15:12 新井委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/63.pdf NetCommonsの話
00:20:20 五十嵐委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/65.pdf 教育CIO,新採教員が教育のICT活用に消極的 最後の方は中継中断
00:27:20 市川委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/66.pdf 中継中断中。デジタル教科書の課題(New Horizonデジタル教科書の採用が770校というのはちょっと少ない感じ)
00:33:59 馬野委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/67.pdf 途中から中継再開
00:39:12 大路委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/68.pdf フィルタリングで、NHKがインターネットで提供している映像素材を活用できない学校もあると明言。ホワイトリストに登録する手間すらないのかいな。というか、そういうのが、教育のICT活用の現状でしょう。
00:44:58 小城委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/69.pdf 教材のデジタル化
00:48:18 陰山委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/70.pdf 教員の世代交代、指導要領改定のこの時期がチャンスかも
00:51:58 國定委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/71.pdf
00:57:25 住田委員(重木委員代理) http://jukugi.mext.go.jp/archive/72.pdf
01:02:53 玉置委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/73.pdf 小牧市の学校に勤務した経験を元に説明。ちなみに、小牧市教育委員会の「教育委員だより」はとても参考になります。
   http://www.komaki-aic.ed.jp/kyouikuiindayori/mokuji/mokuji.htm
01:06:18 千葉委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/74.pdf
01:09:42 中村委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/76.pdf デジタル教科書協議会
01:12:25 西野委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/77.pdf 情報教育支援士
01:15:45 野中委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/78.pdf ICTを活用していない授業の数字が資料にあります。
01:22:14 堀田委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/79.pdf ICT機器を活用できる教員が少ないのではなく、「授業に便利なものが提供されておらず、利用する場面(チャンス)がない」だけ。
01:27:23 三宅委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/82.pdf
01:31:04 宮澤委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/83.pdf
01:34:30 村上委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/85.pdf
01:40:00 若井田委員 資料がなかったのが残念。教育行政として、教育ネットワークの構築方法とかいろいろ現実的な方策を簡単に説明しておられました。
01:43:30 安西委員 http://jukugi.mext.go.jp/archive/64.pdf 委員としての発言
01:46:55 安西座長
01:51:31 その他の補足は? 陰山委員から、企業との協力体制について、教育行政当局の潔癖すぎる対応について発言。これは、わたしも経験してます。
01:55:20 事務局から
01:56:00 安西座長 今後の進め方。次回は企業のヒアリングがあるので非公開
01:57:33 鈴木副大臣
01:58:48 安西座長 締めの挨拶

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●感想

 「情報教育支援士」が紹介されていましたが、教育内容の講義ばかりです。
 ほかにも、「メディアコーディネータ」とか、「ICT推進支援員」という話もありました。これらは、教育行政と、行政のトップの理解があったからこそ実現できたのだと思います。
 しかしこれでは、教育行政の現実の壁に阻まれると思います。いくら養成しても、採用したくてもできないのではなんにもなりません。現実に「情報」の免許だけでは高校教員採用試験の資格がないところの方が多いのです。教育の情報化には、そういう「現実の壁」を乗り越えるための方策が必要ではないでしょうか。
 機器を利用するのですから、理科実習助手のように手助けする人が必要でしょう。でも、一般教科に実習助手が必要なら、ICT機器の利用をしない工夫をする先生がでてくるのは当然です。いままでなくても授業ができたのですから。より理解を深める授業ができるようにする「教員研修」に参加できる時間的余裕すらないのが「現場の意見」ではないかと思います。
 そういう意味で、堀田委員の発言はとても現実的でした。

 また、大型液晶テレビが教室の後ろから見えないという発言もありました。私の経験では、それは機器の選定に問題があるのだと思います。古い液晶プロジェクタよりコントラストがあるので、投影画面より小さくても逆に見やすいです。
 現在の一般入札では、安かろう悪かろうがまかり通ります。
 また、機器が購入されても、機器が納入されるだけで、授業に使えるように設定するのは、納入された学校の先生の仕事になっているところもあります。先生の負担を減らすどころか、ますます仕事を増やしているのです。まぁ、不況業種の救済政策だと割り切ればよいのかもしれませんが、それならば、教員の努力不足だという報道のされ方は間違っていると思います。
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by ji3faf | 2010-05-09 17:10 | 情報教育


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