2009年 02月 13日
地元に回るお金を捻出するための節約なんです。
ITProの
■Asteriskを使う 第35回 500端末の事例登場,昨年の動向と2009年の展望
  http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090127/323595/
の記事をみて気になってたところ,

「ある地方公務員電算担当のナヤミ」の2009年2月11日(水)の記事
■自ら考え、汗を流すということ
 http://d.hatena.ne.jp/alittlething/20090211/
にスラドで中の人がコメントしてると書かれていました。

スラドのトピは
■秋田県大館市、Asteriskを導入していた
 http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=09/02/01/0441214
ですが,これにはタイトルで書いたように
地元に回るお金を捻出するための節約なんです。
とコメントが書かれています。庁舎間をIP電話網で内線化することによって,アナログ電話代を節約できたわけですが,その節約できた費用が問題ではなく,費用の支払先を問題にしておられます。つまり
NTTに支払うお金の大部分は、中央に行ってしまうので削減できれば、地元に還元できますよね。
というわけです。
 役所の費用は税金でまかなわれているわけで,その税金は地元のために使いたいというわけでしょう。
 OSSを利用すれば安くできるが,担当者がいなくなった場合の後始末はどうする(その責任はどうする)とか,いろいろ言いたいこともあるでしょう。
 地元のためになるならたぶん2億円でも払ったかも知れません。そうではないと判断すべき人が判断して,上司は信頼できる職員たちがいると信じ,その信頼に職員が応え,地元住民のために使う費用を捻出できるようになったということだと私は思います。
 つまり,重要なのは,
   「安くできた」ではなく
   「税金を使っている」ということを理解していた
ということだと思います。

 SEというか,システム構築側からみると,リスクを負うのはお客なのですから,そのリスクをどのように軽減するかということも考えて「どう割り切るか」がようやくできるようになったという視点で書かれているブログのエントリーがありました。

おごちゃんの雑文
■「2億円が820万」
 http://www.nurs.or.jp/~ogochan/essay/archives/1530

 ・・・

もう10年以上前に(あの大地震の数年前です),とある大学の学部新設に伴う教務支援システム&教育システムのコンサルティングにかかわりました。
 そのときの大学側委員の先生が言われたことが頭にこびりついています。
 ベストの案は持ってこなくて良い。選択肢を持ってきたらいい。大学の教育方針に添って選択するのは大学なんだから。システム構築側でベストだと思っていても,運用や教員の構成によって提示し切れていない要因だって隠れているかもしれないだろう?

 これは,今回のOSSによる内線電話網というか情報システムインフラ整備を職員に任せることを決断した上司の方と根っこは同じだと思うのです。
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by ji3faf | 2009-02-13 04:42 | システム管理


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